
ホームページの表紙の文章でありHakuaのミッションでもある
「演劇の可能性を高める」
それは「演劇映像の価値を上げる」事です。
演劇=ライブですが、ライブはその場に来てみる事に最大の価値がありますが
チケットやタイミングで観に来れない人はどうすればいいのか?
そんなお客様に演劇(舞台)を観て頂く方法はたった一つしかありません。
それは「映像」です。
今でこそコロナの影響でライブ配信として映像化が高まりました。
でも、残念ながら演劇ライブ配信は伸びていないのが現状です。
Twitterとかの書き込みを見ると撮影技術的なものは予算が計算できない事もあり、
演劇収録に慣れていない業者さんが5、6月に配信した事がお客様達を演劇ライブ配信から遠ざけることになったようです。
当社も数件ありましたが、金額が折り合わず連絡が来ない所やお断りの連絡が来ました。
演劇撮影は学校の発表会、習い事の発表会の感覚での撮影やスイッチングだと、
ただ舞台上を写しているだけになります。
「写す」と「撮る」の違いです。
これはかなり致命的な違いがあります。
一言で言うと「作品の意図を読み取り撮影する」
(脚本や演出家の意図や役者の芝居への想い、
それらを形にする舞台のテクニカルスタッフの方々の思い、それを見つけ撮影)
トップランナーの素晴らしい
カメラマンの方やスイッチャーマンさんからは「そんなの当たり前だろ」
と怒られるかもしれません。
でも、人間は基本を疎かににしてまで
お金を重要視してしまう場合もあります。
その代償は演劇業界や映像制作からみてもマイナスイメージしかありません。
話がそれましたが、
「演劇の可能性を高める」には
「演劇映像の価値を高める」事で
ライブ配信等で集客以上の人達に見て貰い
DVD、Blu-ray等の物販での売上増に繋がる様に
主催者様、劇団様の更なる可能性が求められる様にしたいと動いています。
まだまだ具体的な内容ではありませんが、
結論は
「面白い演劇映像を提供できればもの凄い可能性があるコンテンツである」と言う事です。
でも、
面白い演劇映像を作成する事が難しい
本当に難しい
どうすればいいのかを模索しながら進めている状況を少しづつお伝えできればと思います。
次回は「無料ダイジェストをつくる経緯」をお伝えします。