【舞台撮影の志3】“写す”と“撮る”の違い

だいぶ前ですが、スポーツ系の撮影をメインにしている会社へ応援で撮影をしていた時に教えて頂いた言葉があります。

 

写す=監視カメラ

 

撮る=意思を持っている

 

スポーツ撮影はスピードや展開が早くて何も出来なくて監視カメラの様に引き画になってしまう事があります。

 

例えば野球、

ランナーがいてヒットを打った場合

どっちを撮っていいかわからず結果、

引き画のみ、という事に…

 

野球のボールは7-8センチぐらいだと思います

引き画を見せられてもボールの動きがわからず

試合展開が分かりません。

 

動画は観ていて内容が分からないと、本当に面白くありません。

 

「どうすればいいのか?」

 

それは、

「何を撮るか」

「どこを見せると展開が分かるか」

 

その瞬時の判断と、展開をイメージしておく事が必要です。

 

前回にも書きました「準備をしておく必要がある」という事、

準備をしていないと監視カメラの様に写しているだけの映像になります。

 

賛否両論あるかもしれませんが、

意思の無いただの引き画を見せられても楽しくもないし、試合に引き込まれて行く事もありません。

 

「撮る」という強い意思を持って撮影前から準備して行く必要があります。

 

 

次回は「映像カメラマンはオペレーターなのか?」です。

 


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